ウシ、スイギュウ、ヤギの飼料となる農業副産物、製造副産物、飼料木、草地資源等の栄養価を明らかにするとともに、農家での利用に適した調製方法を開発しています。効果が得られた飼料を各地域の農家に普及させ、さらに熱帯アジアにおける飼料資源の有効活用法として普遍化するためのガイドライン作成を目指しています。一方、ネパール山岳地域で飼養されているヤクの繁殖、乳、肉および被毛生産システムの解析、放牧・移牧中の行動圏の把握、草地の牧養力の評価等の課題を用意しています。